保険によって資産を増やす

資産を増やす目的で運用して行くためには、定期預金や外貨預金、株式や債券などの購入、FXなどでの投資といったように実にいろいろな方法がありますが、そしたものの一つに、保険によって資産を増やすという方法も存在します。

本来保険とは、わたしたちの生活の中で、事故や怪我、病気や災害に遭うなど、万が一の出来事に対しての備えとして、あらかじめにお金を支払っておくことにより、そうしたことが起きた場合に対しての保障を行うもののことを指します。

こうした保険商品の中には、一定の額を積み立てていくことによって、その保険が満期になった際に、元本と金利を受け取ることができるものがあり、こうしたものは貯蓄型保険と呼ばれ、これを利用することにより保険の効果を得ながら、同時に資産の運用を行うことが可能となっているのです。

貯蓄型保険の中で代表的なものでは、子供のための学費などを積み立てる学資保険があげられます。

学資保険は子供の教育費や進学の際の資金の補助を目的に作られた保険で、資金が必要になる時期に給付金としてお金を受け取ることができるようになっています。
この資金が必要になる時期は自らで設定ができるので、子供の成長に合わせて必要な時に給付金が受け取れるという利点があり、またこうした給付金にも保障がついている事が特徴になります。

学資保険では契約者である保護者が、重い病気に掛かったり死亡してしまうなどの理由で保険料の支払いができなくなってしまった場合には、それ以降の保険料が免除されたまま、契約が続行されることになります。

また、契約者がなくなってしまった日から保険期間の満了を迎えるまでの間、育英年金という給付金が支払われるタイプのものもあり、子供の教育を保障する体制が取れるようになります。

もちろん、子供の健やかな成長を考えた保険であるという側面から、被保険者である子供が、病気やケガなどに遭ってしまった場合にも給付金がおりるという特徴もあり、万が一、子供に不幸が訪れてしまった場合には、それまでの間に払い込まれた保険料が返金される形がとられるのです。

こうしたもののほかにも、生涯の保障を盛り込んだ終身保険では、短期払い込みを行うことによってすべての保険金を払い終われば、その保証が一生続く利点を得られるほか、これを解約することによって、高い金利のついた解約払戻金が受け取れる場合もあります。

また国民年金などの公的年金とは別に、私的に老後資金を積み立てる個人年金では、あらかじめ定められた年齢で受け取れる年金に対して金利が乗せられるために、元金よりも大きな年金を受け取ることができますので、こうした保険を利用して資産を増やしていくことも、資産運用の手段の一つになっているのです。